松下幸之助「一日一話」5/31 ゼロ以上の人間に
ゼロ以上の人間に
もらうばかりで与えるものがないというのはでは役に立たない。これはマイナスである。プラスとマイナスがゼロ以上でなければ役に立つ人間とは言えない。
人の生活は自分ひとりではできない。他の人の力を得ることで成り立つ。その反対で他の人も自分の力を与えることで成り立っている。ただ、もらうばかりで与えるものが無ければ役に立たないという話です。
お恥ずかしい話ですが、よく妻から家族の中でやってもらうばっかりでは、役に立たない。家族のためになんかやってよ!とよく言われていました。正にこのことですよね。
会社でも意識してできていたか?というと、そうでも無い。
しかし、意識をすることで、今まで気付かなかったことを気付けるようになると思います。例えば、本で読んでいて、これはいいことだと感じたことがあれば、皆んなに伝えることで、仕事の効率が上がって役に立てるとか…
直ぐに大きなことはできないと思いますが、人に役立てることを常に意識し、まずは小さなことから、家族、会社の中で実行していけたらと思います。
今日も一つ成長できました。ありがとうございました。
松下幸之助「一日一話」5/30 叱ってもらえる幸せ
叱ってもらえる幸せ
叱ってもらうことの尊さを知り、叱られることに大いなる歓びを感じる境地に到達しなければならないと思うのである。
叱ってくれる人を持つことは幸せであって、叱ってくれる人がいないことは寂しいこと。叱ってもらうことによって、進歩向上が得られる。
叱られて反感を持って、不愉快な態度を出すと、再び叱ってもらえる機会を失い、自分の進歩もそこまでとなる。
叱ってもらうことは、自分の成長のための一大資料であると感じて、素直に受け入れてこそ、効果が生まれるというお話しです。
私は、これまで指摘を受けることを極端に嫌っていました。指摘を受けると反感の気持ちが顔や言動に表れていたと思います。このよう対応が、自分の成長を止めることになり、損をしていたと思います。
しかし、まだまだ遅くない。これからは、先輩、後輩、家族等からの指摘してくれることを幸せと感じ、これからの自分の成長のために素直に受け入れていきたいと思います。
今日も一つ成長できました。ありがとうございました。
松下幸之助「一日一話」5/27 誠意が基本
誠意が基本
どうすればお得意様に喜んでいただけ、どういう接し方をすればお得意様に喜んでいただけ、どういう接し方すればご満足願えるかを常に考えることが何よりも大切で、そういう誠意が根底にあってこそ、その人の言葉、態度に深い味わいも生まれ、販売力もまた高まっていくと思うのです。
システムエンジニアも何か物やサービスを提供する時にどうすればお客さんに喜んでいただけるかを考えて物を作ることで、その思いが形として生まれ、物の価値が高まるんだと思います。
今日も一つ成長できました。ありがとうございました。
松下幸之助「一日一話」5/28 失敗を素直に認める
失敗を素直に認める
失敗の原因を素直に認識し、「これは非常にいい体験だった。尊い教訓になった」というところまで心を開く人は、後日進歩し成長する人だと思います。
私も失敗は沢山してきましたが、失敗は認めても、失敗の原因は何だったかのかまでは考えず、悩んで時間とともに記憶から消えて終わっていました。しかし、次に活かすためにも、失敗の原因を考え、しっかり認識して、一歩ずつ成長していきたいと思います。
今日も一つ成長できました。ありがとうございました。
松下幸之助「一日一話」5/26 不要なものはない
不要なものはない
松下幸之助さんは、色々な立場にたって仕事をしているが、この立場はいけない、この仕事はまずいということは無く、この世に存在するものは、すべて必要であると考えて欲しいと言っています。
私も昨年度までは、現場で主に仕事をしていましたが、今年度よりデータ分析等を行う、内部系の仕事となり、部署も変わりました。正直、まだ現場でバリバリやりたかったし、なんか、年齢も40歳後半となって戦力外通告を受けた様に思っていました。
そしてそうした考えに立って、要は自分には何が適しているか、何が向いているか、自分はどう言うところに自分の使命を見出し、そこに打ち込むべきであるかということを、みずから考え、そしてそこに信念を持つことが大切だと思います。
しかし、この言葉を聞いて、自分に何ができるかを考え、与えられた仕事に全力を尽くし、自分の仕事に信念を持てる様に頑張っていこうという気持になりました。
今日も一つ成長しました。ありがとうございました。
松下幸之助「一日一話」5/25 社長は徳、副社長は賢相
社長は徳、副社長は賢相
つまり経営者の組み合わせとしては、社長はお人柄で、副社長は実行力に富む、といったあり方が安定感があるように思う。
私は経営者ではありませんが、これまでプロジェクトのリーダとして上に立って仕事をしてきました。リーダである自分がバリバリやらなければならないという考えでした。
しかし、この言葉を聞いて、実作業の実行権はメンバに渡し、リーダはドンと構えてメンバを見守り、メンバが困った時等、ここぞという時に実行するというスタイルでなければならなかったんだなと感じました。
今日も一つ成長したように思います。ありがとうございました。