松下幸之助「一日一話」5/31 ゼロ以上の人間に
ゼロ以上の人間に
もらうばかりで与えるものがないというのはでは役に立たない。これはマイナスである。プラスとマイナスがゼロ以上でなければ役に立つ人間とは言えない。
人の生活は自分ひとりではできない。他の人の力を得ることで成り立つ。その反対で他の人も自分の力を与えることで成り立っている。ただ、もらうばかりで与えるものが無ければ役に立たないという話です。
お恥ずかしい話ですが、よく妻から家族の中でやってもらうばっかりでは、役に立たない。家族のためになんかやってよ!とよく言われていました。正にこのことですよね。
会社でも意識してできていたか?というと、そうでも無い。
しかし、意識をすることで、今まで気付かなかったことを気付けるようになると思います。例えば、本で読んでいて、これはいいことだと感じたことがあれば、皆んなに伝えることで、仕事の効率が上がって役に立てるとか…
直ぐに大きなことはできないと思いますが、人に役立てることを常に意識し、まずは小さなことから、家族、会社の中で実行していけたらと思います。
今日も一つ成長できました。ありがとうございました。