松下幸之助「一日一話」6/7 部下が偉くみえるか
部下が偉くみえるか
上に立つ人が自分の部下は偉いと思うか、それともアカンと思うかによって商売の成否が分かれてくるといってもいいように思います。そんなところに経営なり人使いの一つのコツとでもいうものがあるのかもしれません。
自分の部下が偉いと思えるということは、部下のことを信頼しているからだと思います。また、信頼されている部下は、逆に上司を信頼しているのだと思います。組織は人と人との集合体であり、そこには、信頼関係があって初めて成り立つのだと思います。まずは、上司が部下のことを信頼しない限り、組織としての信頼関係は生まれないのだと思います。この組織としての信頼関係が築けたときに、初めて大きな力になるのだと思います。
今日も一つ成長できました。ありがとうございました。